活動報告
―かわらばん―

2023.04.12

2023年4月9・10日 小グループ研究会

さて、なにからお話ししましょう。

 

昨年11月の例会でご講演頂いた秋竹朋子先生が、東京在住の経営者の方々を連れて新潟視察に来て下さいました!

 

初日の9日は、新潟せんべい王国でビッグサイズの煎餅焼きを体験。秋竹先生が焼いた「愛」の煎餅は、割って食べるのが勿体無いほどです。続くばかうけ展望台では、眼下に広がる新潟と日本海の景色に歓声が上がりました。

 夕方からは礎町の「料亭秋やま」を会場に、新潟産業人クラブ会員との小グループ勉強会を開催。新潟の旬の料理に舌鼓を打ちながら、各企業の強みやイチオシ商品の話に花が咲きました。解散後、名残惜しさから「ビストロ椿」で別れを惜しむ事務局ほか数名の前に東京チームが突如として現れ、思わぬ二次会が盛り上がった話は、ご興味あれば現場にいた人にこっそり聞いて下さい(笑)。

 翌日10日、燕三条企業視察に向かうバスの中は、なぜか皆さんほんの少しぐったりしていましたが、1ヶ所目の藤次郎オープンファクトリーに到着するや否や復活。ファクトリーショップでは、往年の爆買いを彷彿とさせる光景に、燕三条モノづくりの真価を実感しました!BIT燕三条本店で昼食を済ませ、玉川堂では200年の歴史を体現する工場で、鎚起銅器の製造工程を見学しました。

 最後の見学先はマルト長谷川工作所。当クラブ長谷川直哉会長の会社です。座学で企業概要をご紹介頂き、SDGsの取り組みや、三条とモノづくりの歴史を分かりやすくご説明頂きました。「パチン」、「チョキン」といったモノづくりの工程で垣間見える音の表現から、日本語の「おのまとぺ」の奥深さを解説。新幹線の時間が迫る中、広大な工場を多少駆け足で見学し、新潟への名残を惜しみつつ帰路につきました。